ロイター通信によりますと、イラン国営放送は13日、オマーン湾で自国で開発したイラン海軍のヘリ空母「マカラン」を使った演習を公開しました。「マカラン」の活動範囲は、オマーン湾からインド洋北部、バベルマンデブ海峡や紅海が含まれるということです。
ホルムズ海峡にほど近いオマーン湾では、過去に外国籍の商船がたびたび拿捕されていて、4日にも韓国のタンカーがイラン革命防衛隊に取り押さえられています。
イランは核開発を拡大させる法案を可決し、ウランの濃縮度を20%に引き上げる作業を始めるなど欧米との緊張が高まっていますが、今月始めにも国産のドローンを使った大規模演習を行っています。